ユリカモメ





2006年01月10日

 NO65

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 

 ゆり・かもめ〔百合鴎〕カモメの一種。小形で、体は白色、冬羽は頭部白く後頸 ・耳羽は褐色、雨覆いは銀灰色。夏羽では頭部が黒褐色となる。嘴(くちばし)・脚は暗赤色。欧亜大陸北部で繁殖し、秋、日本に渡来。和歌に詠まれた隅田川の「都鳥」はこの鳥という。<季・冬>



○ 講談社,日本語大辞典

 ゆり・かもめ〔百合鴎〕カモメ科の渡り鳥。翼長30cm(圭一註、全長40cm)からだは白く、嘴(くちばし)と足は赤い。カムチャッカ地方で繁殖し、冬、日本に来る。隅田川で都鳥と呼ばれたのは、この鳥という。



圭一、共代の(ユリカモメ) 観察記

 カモメと親しまれているのはユリカモメのことである。しかしユリカモメよりひとまわり大きいカモメがいるので話がややこしくなる。しかしカモメは枚岡地区ではまず見ることがないので間違えることはない。

 ユリカモメは各地区で冬の使者として歓迎されている。京都加茂川などに来るものは琵琶湖より来ると紹介されていた。

この冬枚岡地区池島ではじめて見たのは2005年11月28日である。弥生橋近くの恩智川に架かる橋の所で3羽が比較的忙しく動いていた。TAさんに聞くと飛来した当初で少数の時はのんびりした行動をとらないようである。しばらくして(12月にはいると)大きな群れで来るようになると恩智川の橋の上に鈴なり状態でいつでも見られるようになる。


  いつでも見られる状態になるとスズメと同じで気にならなくなる。それにしても白の鮮やかな鳥である。あとは3月に入り移動の為動きがはげしくなるまでゆっくり観察出来るが、なかなか真剣になれない。