ヨシガモ


2012年05月20日


池島緑地治水池で♂1羽


 
 
 


NO117


○岩波書店 広辞苑 第四版

 よしがも[葦鴨]カモの一種。中型の美しいカモで、雄の頭上は紫黒色。背は白黒の細かい斑で翼は主に灰色、翼鏡は金属光沢のある緑色。最も内側の風切羽は長く、鎌状で、金緑色と白の縞がある。アジア北東部で繁殖し、冬季、本州中部以南に渡来。ミノガモ。ミノヨシ 





○講談社 日本語大辞典

 よしがも[葦鴨]中型のカモ科の鳥。雄の翼に鎌(かま)状の美しい蓑(みの)羽(風切の一部が変形したもの)があり、金緑色の後頭部の羽毛は冠羽状に長く伸びる。全長約50cm。狩猟鳥。アジア大陸北部で繁殖し、その南部で越冬、日本ではふつう冬鳥で、江湾、湖沼に渡来。





圭一、共代の(ヨシガモ)観察記

 ヨシガモ(葦鴨)は全長約48cmで中型のカモだそうです。水鳥冬鳥で数は多くないが毎年どこかで見られていた。しかし枚岡では私達は観察出来ていなかった。




 2011年11月末にAさんが池島緑地の治水池でヨシガモが居てたというメールをいただいた。至近距離で写されていた。私達にはとても無理な場所のようだった。2011年12月1日出かける。弥生橋の上からの観察であった。かなり遠く水鳥としての景観も良くなかったが、とにかく当地初観察でかなり興奮した。それから12月17日にも見ることが出来た。Aさんは2012年3月にはいってからも見たようでした。




 ヨシガモ頭部と尾の部分がとても美しい。飛来したときより少しずつ変化し、美しくなる。頭部をナポレオンハットというらしいが我々は尾羽が見事に変化することを含めて云っている。




 我が池島でもヨシガモの変化は見られたが、距離は遠かった。今まで経験したことのない近さは服部霊園で体験出来た。11月27日より4回訪問した。2月22日には見事なナポレオンを見ることが出来た。今回勿論出しました。また4月8日背割り桜を探鳥会で行った時ヨシガモ♂♀のペアでいる所を見ることが出来た。♀も残念なことに非常に遠い所でしたが、証拠写真にはなりました。