ヤブサメ


2009年07月25日


府民の森

水のみ園地となるかわ園地の間でみる






圭一、共代の(ヤブサメ) 観察記

 ヤブサメ(藪鮫)は約10.5cmの小鳥である。4月にはいると夏鳥として飛来する。「シシシー」と虫のような声で鳴く。この頃昼間に虫の声を聞くことが少ないのですぐわかる。でもこの頃はよほど運がよくないと姿は見られない。生駒西麓でのヤブサメはかなり多いようである。

 5月20日ぬかた園地でサンコウチョウを見るために行った。この日はサンコウチョウ♂♀が水たまりにおりてくれたが暗くて写真にならなかった。手前の小さい水たまりを見るとヤブサメが水あびをしていた。同じくとても暗い所で1枚だけ確認程度のものが残った。ヤブサメは水あびが好きな小鳥である。




 6月9日、鳥達が少ないので軽いカメラを持ってあじさい園までまで歩いた。これが大失敗であった。この日はあじさい園トイレの近くでヤブサメが斜面でゆっくりしていた。そのあとアジサイの下の所でこれもゆっくりしてくれた。多く写したが少しだけ暗かったのでほとんどボッになった。いつものカメラであればなんでもない暗さだった。

 6月12日府民の森八尾ゲートよりよりはいって15分くらいの所まで歩いた。Tさんの観察されている所でこの日も一緒になった。私(圭一)はそこより約5分くらいの先まで歩いた。この日はサンコウチョウ♀を管理道で写すことが出来た。その時樹上の小鳥をみた。最初ムシクイかなと思ったが、Sさんのご指摘でヤブサメとわかった。明るい木の上で見たのははじめてだったのでわからなかった。




 7月9日前回(6月12日)と同じ場所で管理道にある石にすわっておにぎりをたべていた。ふと前の枯れ木に小鳥がとまった。ヤブサメである。カメラは横に置いていたので間に合わなかった。管理道のよい所におりてくれたので少しだけ間に合った。下の谷の方におりた。下をみるとヤブサメの地鳴きが聞こえて来た。写したものを確認しておけばよかった。帰ってから確認すると餌をくわえていた。餌を持っていたのであれば元に戻るということは学習していたのにウロウロしたために管理道のほぼ同じ場所に戻り、斜面に上がったところは目視でも確認出来たのに写せなかった。来年の課題となったが、よい経験をさせてもらった。