ヤブサメ


2008年11月10日


ぬかた園地 水場と水たまり





圭一、共代の(ヤブサメ) 観察記

 ヤブサメ(藪鮫)は約10.5cmの小さな鳥である。4月にはいるとシシシーと虫のような鳴き声が聞こえる。夏鳥としての飛来は早い方である。日本全土で繁殖しているようである。枚岡でもかなり繁殖していると思われるが確認は出来ていない。繁殖がおわると地鳴きになる。チッチッとかなり強い鳴き声を出す。滞在はかなり長く10月いっぱいはいているように思う。

 今期の観察は3回。4月26日大阪城でチラッとみる。あとはぬかた園地の水場の遠い所でチラッと見る。10月8日のことである。少しだけゆっくり見られたのは10月9日。ぬかた園地管理道の水たまりそばの柵に来てくれた。水をのみに来たと思われるが、気配を感じたのかどうかわからないが、柵の上には来たが下にはおりなかった。


  ヤブサメは出現すると小さいだけでなく、尾が切れたような感じでまず見間違うことはない。体の割には眉班が大きくはっきりしている。特徴的な小鳥だが、見るチャンスが少ない上、暗い所が多い。動きも忙しい。今回水たまり近くに来たヤブサメは比較的明るい所であったが動きが激しく思ったよりはよくなかったが今までのものに較べると多少ましであった。