トウネン 2010年10月25日 池島遺跡発掘現場
NO110
○ 岩波書店、広辞苑、第四版
とう・ねん〔当年〕小形のシギ。夏羽は上面赤褐色、下面は白色、冬羽では背面が灰褐色となる。シベリヤやアラスカで繁殖、春・秋の渡りに日本を通過、水場に大群なす。当年仔(とうねんこ)。 ○ 講談社,日本語大辞典
とう・ねん〔当年〕シギ科の鳥。翼長約10cm(圭一註、全長約15cm)シベリヤ北部で繁殖したものが、春と秋、旅鳥として日本に飛来し、河口や海岸の干潟などに群棲(ぐんせい)。アジヤ東部に分布。トウネゴ。 圭一、共代の(トウネン) 観察記
小形(全長約15cm)のシギのトウネンはちょこまか忙しく動くことでよく知られている。群れで動くことが多いが、池島で見るトウネンは少数であった。頭をあげることが少なく、けんめいの採餌風景でした。9月10日1回だけでした。写真他に前月8月28日三重で見たものを少し入れました。
トウネンは大きな群れになることがある普通に見られる旅鳥のようである。でもトウネンはベテランの人達にも人気がある。大きな理由はトウネンの群れの中にほんのたまにかなり珍しいシギが混じることがあるそうです。それともうひとつの理由は、この小鳥の渡りにあるようです。繁殖地の北の国から最大12、000km渡るそうです。けなげな姿を想像するだけでも大きなロマンを感じます。ともあれ私達にとっては池島(枚岡地区)では初観察です。 |