タシギ


2007年06月25日


タシギは冬鳥?






圭一、共代の(タシギ)観察記

   タシギは一応冬鳥ということになっている。8月の終り頃には来て結構長く滞在する。枚岡では池島地区周辺で見ることが出来る。湿地、田などで居てるが、水のぐあいでは姿をみせない期間がある。
 池島周辺では開発、遺跡発掘、治水緑地でゴルフする人、釣人、模型飛行機を飛ばす人など、我々観察者を含め水鳥にとって環境は何一つとっても良いことはない。それでも水鳥が飛来するのは過去の通過コースということがあるのだろうか。



 久しぶりに池島からのニュースが伝わって来た。タマシギが来ているとのこと。聞いた翌日2007年5月20日に出かけた。タマシギは草原にひそんでいて姿をみせない。2番(つがい)いるということが確認できる程度であった。夕方になって1組の方の♂と♀がゆっくりと姿をあらわした。その直後に近くの所にふわりとおりて来た。タシギ2羽とコチドリ2羽であった。



 タシギ2羽の内1羽は私達にとって近い所で見ることが出来た。来ている人達はいっせいにシャッターを切った。最初は時期的に見てタシギ以外のオオジシギ(又はチュウジシギ)ではないかとの声もあったが、水辺より移動しないのでやはりタシギだろうということになった。それにしても短い期間に繁殖地に移動して又来るのだろうか。