圭一、共代の(タマシギ) 観察記
タマシギが池島名物だったのは過去のお話となっていた。タマシギは全長約23cmくらいでイメージより小さく感じる鳥である。水鳥であるが、繁殖期のヒナにとって多すぎる水は大敵である。
しばらくヒナを観察出来ていなかった。高校の所でハッカチョウを見ていたら、藤棚の所にタマシギが出ているという情報をいただいた。場所を特定出来なかったのでTさんに電話した。今出ていて写せるよといってくれた。
休耕田にもぐり込んでいたようだが、着いた時出てくる寸前であった。それから30分近く、実によく出てくれた。♂に導かれたヒナは4羽、場所もいつもの細長い田のきっちり真ん中でなく、今回はかなり近いように思った。それも少しだけであるが手前に移動してくれた。
出て来たのは一度だけで我々は良い思いをさせていただいた。其日は其の後も出なかったようで、しばらくぶりの観察に興奮しました。 |