圭一、共代の（タゲリ)観察記
タゲリは全長約３０ｃｍの中型に属する鳥である。いつもかなり遠い所で見るので大きく感じない。我が枚岡には飛来の少ない鳥である。ゆっくりおりられる田畑が少なくなったせいだろうか。でも見たというお話は時々聞きます。２０１１年２月１６日Ｏさんにお願いして、大和川の南側八尾と藤井寺の境の所に連れていっていただいた。ここは良いポイントであるが、我々が姿を見せての観察なのでタゲリが落ちつく前に飛ばれてしまい、この日は失敗に終わった。
２月２６日再度挑戦。今度は失敗をくりかえさないように慎重に行動した。最初の１羽は前回と同じ所にいた。餌をたべていたのでゆっくり近づいた。やはり飛ばれたが今回は追っかけ出来た。景色は少し良くなかったが、本当に近くで観察出来た。これで気持ちにゆとりが出来た。
しばらくして別の所に２０羽くらいおりて来た。最初は遠い所なので、様子を見ることにした。餌をゆっくり食べていたが、近くに行くとやはり逃げられた。でも待つまでもなく戻って来た。その内に羽ね休めしているタゲリもあらわれた。徐々に近ずいた。かなりの所まで行っても我々を全く気にしなくなっていた。本当に楽しく写せた。
ここのタゲリは大和川をはさんで北にある八尾空港を拠点にしていて、周辺に採餌の為移動しているようである。多い時は５０羽くらいいるとのことでした。群れごとに移動するものと、バラけているものがいてバラけたものに出会うとシャッターチャンスがある。枚岡に時折来るものもここから来ている場合が多いようである。
