セッカ


2012年09月30日


3ヵ所で誕生したヒナ達 飛びまくり 








圭一、共代の(セッカ) 観察記

 昨年はセッカヒナ達は良い所見られたが、それでもおなじみの小鳥ではなかった。 「チャッチャッ」「ヒッヒッ」の鳴き声と飛びまわる♂を遠くで見ていてイライラすることが多かった。そのセッカは(2012年)今年はすっかりおなじみになり、なんと「枚岡の野鳥」に4回も更新することになった。






 7月8日以来セッカとごぶさたしてもう終わったと思っていた。8月に入り暑い日が続いた。8月16日ブラッと池島治水緑地に出かけた。鳥はいないと決めてかかってウロウロしていると知り合いの方に弥生橋北詰めにセッカのヒナいてるよといわれた。まさか!の気持ちだった。どうも二番子ということです。55分くらい観察出来たがヒナは7月のように良い所には出てくれなかった。






 翌17日にも弥生橋に行った。余り出なかった。これで弥生橋は終わりとなった。あと8月22日に緑地を歩いていると突然のように何か地鳴きが聞こえた。なんと少し育ったセッカの幼鳥であった。数羽見ることが出来た。あとは23日、27日、28日とまがりなりに幼鳥、若鳥達が見られました。この頃はアオバズクを共代が担当で私が主であった。






 セッカのヒナ、幼鳥、若鳥達の集大成の様に見られたのは8月30日であった。この日は二人で行くも1時間くらい声なしであった。共代が高校近くで幼鳥を見る。私もあわててそちらに移動。約40分間飛びはじめたばかりの尾の短いヒナ、幼鳥、若鳥を10羽以上見ることが出来た。♀親の奮闘ぶりはすごいものであった。勿論10羽以上であるから緑地のヒナ達が集まり各親が面倒見ているようであったが、1羽の♀親が足のふとももの部分に大怪我をしながらがんばっていた。小鳥はケガをすると生きて行けない。若鳥が一人前になるまでがんばるのでしょう。






 セッカ「枚岡の野鳥別冊」までつくりました。これは全て7月の私(圭一)の分です。