センダイムシクイ


2008年05月25日


ぬかた園地 あじさい園







圭一、共代の(センダイムシクイ)観察記

 枚岡に来るセンダイムシクイは枚岡を故郷とする夏鳥である。ヤブサメと共に最も早く来て8月にはいると移動をはじめるものがいる。9月にはいって見かけることは少ない。したがって秋の渡りでよく似たメボソムシクイと間違えることが少ない。 




 センダイムシクイを確認出来たのはこの初夏3回。4月28日枚岡公園、5月4日ぬかた園地は少しだけ写せただけだった。ほとんどの写真は5月1日のものです。過去に巣材を運ぶのを見たのは北海道の塘路(とうろ)であった。この時1回きりで、地面すれすれで行動していた。夏鳥なので見られて当然かもしれないが枚岡でははじめての観察であった。




 5月1日は前日Nさんがどんぐり池でオオルリ♂撮りほうだいだったということで来たが、よかったのは4月29日、30日の2日間限定であったようだ。がっかりして池の少し上のあたりを見ることにした。小さいトンネルの近くでガサッと音がしたので下を見るとなんとなんとヤマドリ♂が姿を見せた。これは見ただけでおわった。近くでセンダイムシクイが「焼酎一杯グイー」と鳴いていた。移動するのがよく見えたので追っかけをした。近くの杉の木にはいった。ねばっているとなんと下におりて来た。巣材を捜していた。暗かったが上から下へ写すことが出来た。今回の写真のほとんどはこの時のものです。勿論頭央(とうおう)線もはっきり見ることが出来た。その後二度来たがセンダイムシクイは鳴きもしなかった。