ササゴイ


2008年10月05日






 NO95

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 

 ささ・ごい〔笹五位〕サギの一種。ゴイサギに似ているが小さく、背面は暗緑青色蓑毛(みのげ)があり、下面は淡灰色。頭には長い緑黒色の冠毛がある。水辺にすみ樹林に営巣。北海道以南・台湾・南方諸島に分布。ミノゴイ。アムール鷺。





○ 講談社,日本語大辞典

 ささ・ごい〔笹五位〕ゴイサギに似るが、それより小さいサギ科の鳥。翼長27cm。(圭一註、全長約52cm)頭に長い緑黒色の冠状の羽をもつ。アジア東部沿岸で繁殖し、日本以南で越冬。




圭一、共代の(ササゴイ) 観察記

 私達は過去にササゴイを見たのは一度だけでした。天ヶ瀬ダムの下の所だった。成長であったが遠い遠い所で見たというだけであった。2008年8月26日メールいただいた。翌日27日さっそく出かけた。近所の川で見られるとは思いもしなかった。この日は見ることが出来たが写真はシルエット状態であった。  ササゴイは夏鳥ということなので日本で繁殖している。当地では通過している途中でチラッと見ておわりだったのに(それもめったに見られない)今回はNさんが初観察より1週間ほど滞在した。



 8月30日半分あきらめ気分で出かけた。我々2人だけの観察。ササゴイは成鳥ではなく若い鳥であった。ほとんどの図鑑は52cmとなっているが、一つだけ40cm〜48cmとなっている。見た実感としてはゴイサギよりかなり小さく52cmあるとはとても思えなかった。

  前日も午後かなり雨がふっていた。この日も午前中かなりふったが昼頃あがったので雨後を期待してのことだった。到着してすぐの12時49分に出現。この時より24分間おっかけ出来た。ヘドロが少し硬くなった所を足場に何度も魚をとってくれた。小さい魚であったがとる時にはヨシゴイと同じようにかなり首をのばした。河川のコンクリートの上にはおしまい近く一度だけあがってくれた。