サンコウチョウ


2009年07月15日


 ぬかた園地でヒナを見る







圭一、共代の(サンコウチョウ)観察記

 2008年度も消化不良のまま終わったが、2009年はもっと駄目であった。サンコウチョウ♂♀もほとんど見られない状態が続いていた。気持ちあきらめた日々がすぎていった。

 2009年5月19日♂♀チラリと見た。翌20日も少し見られただけだった。6月6日は本当によく鳴いてくれた。9日は♂をチラリ。12日には府民の森八尾側よりはいって橋の手前で♀をみる。この日はよく鳴いていたので1時間ほど静かに待っていると谷の下の方から♀がフワリと飛んで来た。管理道の低い所の枯木にとまってくれた。





 ここはTさんの観察地で写真になったのはこの一度だけだったが其の後♂も見ることが出来た。  

 7月7日七夕の日に午前中池島でかわいい!カワラヒワの若鳥などを写していたが、余りの暑さにぬかた園地のいつもの所に移動した。余りの移動しない私達にとって異例のことでした。別に目的らしいものもなかった。いつものサンコウチョウの所に来た。ここんところ声を聞くことも少なくなっていたので全く期待していなかった。13時30分くらいだった。ここでお昼にするつもりだった。着くとすぐサンコウチョウのぐぜりのような地鳴きのような声がした。いつものように見つけらないのかな、と思っていたが、声はなかなか去って行かない。





 二人は真剣に捜しはじめた。一度♂が近くに来てくれた。少し飛んでは又戻ってくる。ひよっとしたらという気になった。♂の飛ぶ方向で2〜3羽の小さい鳥がウロウロしている。確認したが暗くてよくわからない。根気よく捜してサンコウチョウの雛であることがわかった。親が去らないはずだった。




  観察は13時30分より14時55分まで続いた。前日の雨で斜面のハイキング道はぬかるんでいた。本日はきかえたばかりのズボンはどろどろになった。雛の確認は2羽は出来た。少しだけ残念だったのはとても暗かったので随分ゆっくりシャツター音が聞こえた。写真にはならないと思った。その通りだったが雛が確認出来たことで来年の楽しみが少しだけ出来た。