サメビタキ


2009年12月01日


2009年のサメビタキは10月が主流








圭一 共代の(サメビタキ?)観察記

 枚岡ではサメビタキ(鮫鶲)全長約13.5cmの小鳥でコサメビタキより5mm大きいということだが野外では差は感じない。エゾビタキは全長約14.5cmでコサメビタキと1.5cmの差であるが、見分けやすい特徴がある。まず胸の模様がしっかりしていること、嘴の上下共黒くて下の部分に黄の部分がない。背羽の柄がはっきりしていることなど。しかしこのことでも特に若い個体には当てはまらないケースもある。それと冬羽にかわりかけていることがよくわからないことに拍車をかけている。






 今まではサメビタキとはっきりわかる個体が少なかったが、今年の秋の渡りでは多いように思った。2羽同時に写っていることからでもわかる。エゾビタキは9月中旬頃には当たり前のように見られるが、10月にはいると、がくんと少なくなった。でも11月近くまでいるとのことである。





 サメビタキのぬかた園地での初観察は9月22日で最終は10月27日と長く来てくれた。写真としては10月13日、16日、20日が多く残った。特に20日は41枚と大豊作であった。