サカツラガン


稲美の里で


2019年02月15日









圭一、共代の(サカツラガン)観察記

 サカツラガンは全長約90cmの大きいガンです。かなり珍しいガンです。頸と嘴はガンカモの中でも長い方である。嘴と顔の間に白い線状のものがあり仮面をかむったようで、楽しさとインパクトある珍鳥です。稲美の里にこのサカツラガンとカリガネの二種が見られるかもしれないとのことで、1918年12月15日出かけた。幸運な事に両方が見られた。







 サカツラガンは上面茶褐色、下面は淡い褐色であり、足はオレンジ色、頭部は茶色で特徴ある嘴は黒く、とってつけたような超特徴的である。低学年用の楽しい図鑑では、1950年以前東京湾に定期的に飛来した冬鳥だったとのこと。中国でこのガンを改良してシナガチョウをつくり出したそうである。真贋の程はわからないが、当時はよく見られたことがうかがえる。







 とにかく楽しい姿、飛ぶ姿も見られ、よかったと思っている。