オシドリ


2010年09月01日


池島 緑地の池に夏羽の




宝が池

NO107


岩波書店 広辞苑 第四版

 おし・どり〔鴛鳥〕カモ目の水鳥。雄の冬羽は特に美しく翼には橙色の思羽(おもいば)がある。雌は暗褐色。好んで樹上にとまり、巣を高い樹の洞中に造る。東アジアの特産で、わが国にも広く分布<季・冬>



宝が池

講談社 日本語大辞典

 おし・どり〔鴛鳥〕ガンカモ科の水鳥。翼長約22cm。(圭一註、全長約41cm)雌は地味な暗褐色であるが、雄の冬羽は非常に美しい。水辺の森にすみ、カシ・シイの実を好む。樹のほらに営巣。繁殖期には雌雄つがいで生活。日本全土・東アジアに分布。ヨーロッパでは輸入されたものが野生化しているオシ。エンオウ。





圭一、共代の (オシドリ)観察記


 近畿地方ではオシドリは冬鳥である。警戒心が強く、いつも遠い所で眺めて来た。それが少しかわったのは山田池公園であった。でも近くに来てくれたのは、念入りにどんぐりをまいたからに他ならない。




 2008年という旧聞になるが、京都の宝が池でオシドリが近くに来てくれるということを聞いた。11月26日朝の内にアオバトを十二分に写せたので噂の宝が池に行くことにした。地下鉄国際会館終点でおりた。駅よりゆっくり歩いて15分くらいでついた。カメラの方は一人おられた。大泉緑地によく行かれている方であった。よく見られる所を教えていただいた。このあと実によく出てくれた。♂は若いのから成鳥までの経緯がよくわかるのに出会えた。それにしても近い。





 2010年8月13日池島緑地池にオシドリがいるとのことで出かけた。飛来があってから4日目であったがいてくれた。オシドリのいわゆる夏羽で嘴がはでに汚れていて最初♂♀よくわからなかった。写したものをよく見てみると嘴の下の部分には赤の部分がかいま見え、横の縞模様などから♂のエクリプスのようであった。池島に来てくれたことに感謝。なお、この日が写せた最終日であったようだ。




比較出来るように2008年宝が池のものものせました。