オオヨシキリ


2012年09月20日


池島治水緑地2回目の水没まで 









圭一、共代の(オオヨシキリ) 観察記

 オオヨシキリ(大葦切)は全長約18.5cm(スズメ約14.5cm)でスズメよりかなり大きいが中橋より見る限り一緒に居るが差は感じない。オオヨシキリは夏鳥であるが人気は全くない。写す人が酔狂と思われるくらいである。姿は結構見ていて楽しい。人気がない理由は暑くなってくる時非常な群れで1日中ギョギョギョと耳をさくようなかしましさにあるのではないだろうか。いつも大口をあけて愛嬌のないことも一つの要因かもしれない。






 オオヨシキリは大葦切と書くらしいが正にぴったりである。葦のクキを裂いて虫を取り出す。この光景はベニマシコもするが、オオヨシキリの定番である。2012年は中橋からだけではなく緑地全体でよく見られた。一度目の水没でかなり雛が犠牲になったと思われるが、6月22日以降もよく見られた。一度目以降は若鳥が中心になってので少なからず無事だったことがわかった。






  若鳥も少し育つと親と同じように大声で鳴くが、単独で見ることが多い。枚岡では池島が中心であるが花園中央公園にも少数いる。今回は5月11日より7月8日まで12回観察する機会があった。楽しい姿も写せたような気がする。