オオヨシキリ


2011年09月05日


同じ木 同じ場所 がお好き 







圭一、共代の(イソヒヨ) 観察記

 2011年5月8日、タマシギが近くで見られた初日。同じようにオオヨシキリが池島治水緑地で良い所見られた。我々にとってオオヨシキリの初日でもあった。これから繁殖終了と思われる7月下旬までギョギョギョと、かしましいことこの上もない。とてつもなく多いオオヨシキリを取り上げるのは、簡単なようで、とてもむつかしい。ひょんなことで取り上げる機会を得た。





  オオヨシキリは全長約18.5cmの小鳥である。スズメよりかなり大きい。夏鳥として数が多いのと鳴き声がとてもやかましく暑さと共にうっとうしく感じ、人気はない。写す対象となっていないことが多い。2011年6月8日、リハビリに為瓢箪山の整骨院に出かけた。1時頃終わったので昼食の為、花園中央公園まで歩いた。ここは木陰の所にベンチがあり暑さもしのげた。何故かこの日は花でも?写そうと軽いカメラ(キス+ズーム300mm)を持って来ていた。勿論鳥は無理という気持ちであった。





  花園中央公園の池は釣人がいっぱいで鳥はオオヨシキリ2羽とアオサギのみであった。がっかりして帰ろうとした時池近くの木にオオヨシキリがとまって鳴きはじめた。散歩の人が多く近くを通ると勿論逃げた。それきりかと思うと5分もしない内に戻って来た。何度も来たので、なんとか写したい気になりカメラを出した。写らないかもしrないので、とにかく数写すことにした。





 一番最初のキスでレンズも70mm〜300mmズームで今まで鳥を写せた記憶がない。気持ち本気になって写しはじめた。順光でとても明るい。戻って来るオオヨシキリは同じ木の同じような所に止まることがわかった。このことも幸いして残った。あきらめなかったことがよかったような気がした。想定外のうれしい出来事でした。