圭一、共代の（ニュウナイスズメ）観察記
２０１０年はニュウナイスズメは枚岡地区には４月１８日枚岡公園で見ただけです。全体的にも多くなかったが、それでも奈良公園とか郡山の大和民族公園などでは良い所を見ることが出来た。ところが２０１１年はもっと少ない。近畿各地でもほとんど観察記録がない。桜の季節では桜井市、郡山市にも飛来はなかった。２ヵ所の期待ははずれた。奈良公園の大仏池水流と枚岡公園でチラリと見ることは出来た。
２０１１年４月８日にＮさんからメールいただいた。枚岡梅林にニュウナイスズメがはいったとのことだった。２００１年探鳥をはじめて以来梅林でニュウナイスズメを見ることがなかった。ところがＮさんは８日につづいて９日も見ている。なんとか見たいという気持ちがつのった。
２０１１年４月１０日、クラブの例会（枚岡神社で）が終わり梅林を通ると共代が真剣な顔で追っかけしていた。桜から桜に移動していた。ニュウナイスズメだという。あわてて家に帰りカメラを持って来た。共代は１６時２１分より写しはじめて１７時１３分まで写すことが出来た。共代の方は花をラッパ状にくわえた姿をとらえていた。
桜はいつもよりかなり遅く４月１０日桜は本当に良い日だった。その上、梅林の桜は斜面に植えられていてとても近く、空抜けでも楽しい姿を見ることが出来た。あいにく♀はいなかったが♂２羽は夏羽で繁殖地で見るのとほとんど同じ色のものがみられとてもよかったと思っている。
