ノビタキ


2009年12月10日


ノビタキは越冬?








圭一、共代の(ノビタキ) 観察記

 ノビタキ(野鶲)は全長約13cmの小鳥である。日本の中部以北で繁殖し、当地では主に秋の渡りの時によく見られる旅鳥である。旅鳥といわれるだけに立ち寄れる場所(環境)がなければ通過してしまう。枚岡では池島地区の治水緑地や田(稲刈のあと)などにほんの少数がごく短期間だけしか来ません。勿論他の近くにも来ているかもしれないが確認できていません。






 2002年、2003年と北海道へ探鳥に行きましたが、ノビタキは当地ではごく普通に観察出来る小鳥である。勿論♂♀共夏羽で、こちらで見る色と全くちがう。♂は頭が黒く、全体に黒っぽい。♀も全体がかなり黒く、またあちこちにいるので関心が薄れてくる。色彩はこちらで見る色の方が美しく感じる。





 今期最初に見たのは2008年12月10日三島江でした。この日よりしばらくいたとのことですが、越冬したのでしょうか。勿論確認はとれていません。あとは2009年10月4日三重で、10月15日は平群(奈良県)の2回の観察ですが、あと各地で11月にはいっても観察記録が出ていたので、もう少し西の比較的温暖な所では越冬しているものもあり得ると思いました。