モズ


2009年10月20日


モズの高なきは秋到来を知らせてくれる







圭一、共代の(モズ)観察記

 モズが山地から、すずしくなるころ(9月下旬〜10月上旬)に山よりおりてくるようだ。すぐにあちこちで高なきが聞こえるようになる。本格的な秋到来である。我が家周辺と梅林では♂♀各1羽の高なきが聞こえた。すぐテリトーリがきまったようで、かん高い声はおさまるが、それでもよく鳴く。梅林でもツツドリが短期間滞在したくらいで、鳥達は少ない時期である。モズばかり目立っている。





 モズは高なきとか「キイキイ、ギチギチ」などきつい声ばかりでないことを知った。ツツドリが来ていた頃、ツツドリがなかなか出ないので、ぼんやりしていることが多かった。その時、木の中から、なんとも微妙ななき声が聞こえて来た。結構長く、小さいさえずり、ぐぜりをくりかえしていた。興味深々でさがした。やっと見つけると、なんとモズであった。見えるところに移ると普通のモズに戻る。又、木の中にかくれると不思議な鳴き声を出す。この時は又、居場所がわかりにくくなる。




 モズは物まねがうまいといわれていますが、このささやきのような鳴き声ぐぜりのような声をいうのだろうか。よくわからないが、ある一面を見せてくれた。ツツドリさんの出が悪いことが原因で知ることが出来ました。