ミゾゴイ


2014年04月10日


なんと枚岡神社に







圭一、共代の(ミゾゴイ) 観察記

 ミゾゴイ(溝五位)は全長約49cm中型の鳥である。水鳥でありながら森に住む不思議な生態を持つサギである。以前はかなり稀な鳥で、見る為にへくら島まで行ったこともあった。2013年に大阪城でミゾゴイの成鳥をゆっくり見る機会があった。多く写したので無理無理「枚岡の野鳥」にいれてしまった。





 2013年11月下旬から12月にはいって大阪屈指の都会地梅田の一角の緑地に「珍鳥、ミゾゴイ」の飛来がありと、テレビ、新聞で知った。大阪城でたっぷり写していたので私達は行かなかった。幼鳥のようであった。最初は大さわぎしていたが、あまりにもなれなれしく、ケイタイでも写せるということで、次第に行く人は少なくなったようであった。





 ミゾゴイの幼鳥は梅田からもいなくなって人々の記憶より消えつつあった。12月後半になって枚岡神社さんよりお電話いただいた。見たことのない鳥がいるので見に行ってくれといわれ見に行った。2013年12月26日のことである。宮司さんのお宅のすぐ近くであった。宮司さんは動かない鳥がいるのは少し前に見ておられたようであった。
 




 動かない鳥は「ミゾゴイ」であった。それも幼鳥で我々にとっては初見であった。人なれしていて、梅田のものと同じではないかと思ったが、ちがうという方もいてそのことについてはよくわからない。





 12月26日から1月6日まで毎日出てくれた。動きの遅い珍鳥なので大勢の人達が来た。ミミズを捕獲する時は見事で、切れることなくほぼ完全な形で食べていた。