メボソムシクイ


2013年01月20日


枚岡梅林のメボソムシクイ







圭一、共代の(メボソムシクイ)観察記

 メボソムシクイは枚岡では完全な旅鳥です。2010年は10月14日、15日、24日、27日の4日間見られた。14日に来ていて27日にも見られたのだから、約2週間いたことになる。個体が入れかわっていれば別の話になるが‥‥。

 2011年の梅林は鳥影、声も無くコサメビタキ1羽で終わった。2012年は2年前の再現であった。ちがうところはかんじんな所の梅の木が切られてメボソムシクイは前回の所にとまれなく、仕方なく別の所に移動したので少し写しにくくなった。それでも近くに接することが出来た。




 今回は2012年9月28日にチラリ、10月24日もチラリ、10月10日と11日集中して出てくれた。2010年より少しだけ広範囲だったのであったが、適当に固まったように止まってくれたのは前回と同じであった。




 メボソムシクイはスズメより少し小さく、センダイムシクイがいる時は区別するのは頭央線で判断するしかない。センダイムシクイは早く移動するので9月中旬以降に見られるのはほとんどメボソムシクイである。必ずしもそうといえない時もあるが、梅林に来るメボソムシクイは100%間違いない。なぜなら飛来を知るのは「ジッジッ」と腹にしみるような鳴き声で気がつく。追う時も鳴きながら移動してくれるので追っかけも出来る次第です。




 この秋の保障はないが、梅の枝、桜の枝の条件がよければ又、来てくれるかもしれない。2年続けて来たことがないので、なんともいえませんが。