マヒワ


2011年04月05日


枚岡公園に多数








圭一、共代の(マヒワ)観察記

 2010年、1年前は枚岡にはマヒワの姿は全くなかった。ところがうってかわって2011年は探鳥はじめて以来これだけ多数のマヒワを見るのははじめてという経験をしました。枚岡だけではなく近畿各地に飛来しているようです。山々に実が少ないことも一因だと思うのですが、山麓とか都市公園に多数いるのは異例のことではないでしょうか。






 我が枚岡でも枚岡公園で多いときは150羽以上、ほぼ常時10羽以上見られました。池島地区の低い所にも定期的に20羽近く訪れているとのことです。我々は池島のものは見ていないので、今回は枚岡公園のマヒワになります。





 私達の枚岡での初観察は2011年1月1日でした。年末頃から来ていたようです。場所は国道308号線沿いの休憩所の所でした。ここは地元で親しくさせていただいているNさんが教えてくれた場所です。この日は10羽近くがアキニレの実(種子)を食べていました。むさぼっているという表現が適切なくらいの印象でした。アキニレは何本かあるのにその内の1本に集中していた。このアキニレには3月にはいっても来ているとのことがわかっています。Nさんのメールで近くの桜広場に150羽以上おりていたことも確認されています。いずれも近づいて観察出来ることも異例です。





 今期ヤシャブシ(オオヤシャブシ)の実の出来がよくなかったのではないでしょうか。いつもマヒワが群がるヤシャブシに来ることがほとんどなかったのも、これ又異例です。アキニレの実の多くは下に落ちていたので間近に見られる機会が多い一因でした。近くに人などが来た場合、すぐ上の樹上にあがり又おりてくることをくりかえしていました。飛び去るとしばらくは帰って来ませんが、一巡すると戻って来るようでした。





  枚岡公園での観察は1月1日にはじまり、私達としては2月17日が最終でした。近くで観察出来て、マヒワ♂♀のこまかい部分まで見られて美しさ不思議さも感じさせてくれました。






マヒワ見出しへ戻る