クロツグミ


2006年12月05日


額田園地など





圭一 (クロツグミ) 観察記

 北野光良著「神戸の野鳥」を色々と参考にさせていただいている。クロツグミも夏鳥としている。4月中旬から5月下旬まで鳴き声を聞くことが出来、5月から6月に少数が繁殖。9月下旬から10月に通過する時は割合よく見られる。11月初旬まで観察される事があるようになっている。正に枚岡でも本年ではぴったりであった。



 前回、4月26日枚岡公園で見たことは書いた。昨年はぬかた園地のあじさい園で繁殖した可能性がうかがえた。ヒナをはっきり確認した訳ではないので確証はありません。しかし、10月10日マミジロ、マミチャジナイの他にクロツグミ♂♀若鳥もエノキに群がっていたが、その時なんとアオバト♀まで観察出来た。この頃エノキの実が熟していたのであろうか。実は人間も食べられる上あまくておいしいとのことです。



 ぬかた園地での観察はエノキの高い所で確認程度の写真ですが、金剛山9月15日と20日の2日間の観察で♂♀比較的近い所で写すことが出来た。15日の♂は嘴黄色でなく黒かった。何か食べ物のせいで黒くなったのかもしれない。



 なお、11月はじめ枚岡梅林すぐ上のムクノキでクロツグミ♂を写した人があり、移動途中最終に近い個体であったようで「神戸の野鳥」に出ていたとおりである。紅葉の季節奈良「正暦寺」で見たという方もあり、かなり遅くまで滞在することがわかる。




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