クイナ


2008年06月30日


山田池公園‥‥水浴び







圭一、共代の(クイナ) 観察記

 今回のクイナは山田池公園での観察である。この公園は近在の人たちの散歩と猫などが多く野鳥自体は少なくなっているように感じている。でも大橋の近くには時折珍しい野鳥の訪問がある。

 


 2008年3月5日、ミヤマホオジロねらいで、くろんど園地に出かけた。到着していつものポイントに行くとカメラマンが大勢いてシャッターを切っていた。我々も大あわてで写した。おちつくと山田池でいつもお世話になっているYさんが居た。昨年11月頃から来ているヒクイナ、クイナまだいるかどうか聞くとまだいてるよと教えていただいた。但し、今いてるところは近く水がはいるかもしれないので行くなら早い方がよいと云われた。

 翌3月6日出かけた。大橋の近くにカメラマンの方がいた。昨年の11月頃からいてるということで小さいカメラの方2人だけであった。親切な方達で色々教えていただいた。ヒクイナはよく出るが、クイナの出現は少ないようであった。クイナは私達は留鳥と思っていたが、冬鳥だそうである。





 ヒクイナは全長約23cm、バンは32cm、クイナは29cmであるが、ヒクナとクイナは大きさはかなりちがって見えるが、バンとクイナはクイナがずんぐりしているせいか同じような大きさに見える。

 昼頃までクイナ、ヒクイナをかなり写したので帰ろうかな、と思っていたら毎日来ているという方が、2時頃に水浴びするよと教えてくれたので、とりあえず2時すぎまでがんばることにした。




 何と2時ピッタリにクイナが水浴びをはじめた。ゆっくり水あびをしたあと枯れた葦が倒れ上にあがり、これもゆっくり羽づくろいをしてくれた。二人ははじめてみるクイナの行動にシャッターを押しつづけた。