コチドリ


2011年10月15日


ヒナ1羽の成長過程を見る 







圭一、共代の(コチドリ) 観察記

 福万寺地区恩智川西側の水田、休耕田などの中に1ヵ所だけガレ地がある。その中にコチドリの親子がいることを知る。2011年7月10日出かける。親はすぐ見られたが、ヒナはなかなか見られなかった。余りにも幼くて手のひらにのせた人もいたとのことでした。狭いガレ地は約半分は草地になっている。捜すときふみつけないように注意した。出て来た姿はなんと頼りない事。とても無事育つとは思えなかった。






 コチドリヒナはなかなか見られなかった分よい所に出てくれた。細長いとなりの田の畦に親子で姿を見せた。景色としても申し分なかった。コチドリではなかなか本気モードになりにくいのに二人は夢中になってシャッターを切った。子育てを邪魔をしてコチドリ親子には申し訳なかったが、田を挟んでいるので近よれない分少しは安心してもられたかな、なんていい訳がましく勝手な解釈をした。






 コチドリ(小千鳥)は全長約16cmの小さな水鳥です。水鳥といってもガレ地が好きな水なし平気な水鳥です。水ぎわで採餌するが、枚岡では水たっぷりの中にいるのは余り見ない。夏鳥で繁殖するがヒナに生存確率は非常に低い。ガレ地のような特定の危険な場所で繁殖してキチンと成長したのをまだ見られていない。






  今回の観察は7月10日、12日、24日の3回ですが、画像は7月10日の分がほとんどです。24日にはかなり活発に親とはなれて行動していました。でもまだまだ頼りない気がした。でも後日、すぐ前の恩智川の中、中州状態の所で親子の姿をTOTOさんが写していた。大きさは親とかわらなくなっていた。まず無事若鳥になっていたことが確認できてとてもうれしくなった。