コシアカツバメ


2010年08月01日

池島にて






 NO75

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 

 こしあか・つばめ〔腰赤燕〕ツバメの一種。ツバメに似て少し大形。腰は赤褐色、下面は淡褐色の地に黒褐色の縦斑がある。人家に群れをなして徳利形の泥の巣を造る。本州南西部・九州・四国などに多く、冬はインド・ビルマ(ミャンマー)に渡る。トックリツバメ。






○ 講談社,日本語大辞典
 
 こしあか・つばめ〔腰赤燕〕腰が赤褐色のツバメ科の鳥。本州以南のもっとも普通に見られるツバメより大きく、全長約18cm。背面は黒く、淡褐色胸膜部には暗褐色。縦線が蜜にある。東南アジアから、夏鳥として本州以南に渡来するが、その時期はツバメより遅い。巣も椀(わん)形でなく、徳利(とっくり)を割ってその縦断面を天井にははりつけたような形をしている。






圭一、共代の(コシアカツバメ) 観察記

 2006年7月20日にホームページを作成したが、どういうわけか消えてしまった。復元するほどのものでなかったのでそのままにした。恩智川から第二寝屋川にはいった所に水門がある。そのとじている壁の所両面にコシアカツバメの巣がある。徳利を斜めに割ったような形を見ることが出来る。水門両面に10ヵ所くらいあるが古いものにはスズメが巣にしている。

 


 
 コシアカツバメは全長約18,5cm、ツバメは約17,5cmとやく10mmしか大きくないが、見た目にはもっとちがうように思う。恩智川にかかる福栄橋の近くではよく見られる。どうも橋の下に巣をつくっていつようである。スズメもさかんにはいっているので両者は競合共存状態にあるといえる。




 2010年5月21日、福栄橋の電線の上で見かけた。おなじみの光景であるが、ここは割合近い所で見られる。6月2日になると巣づくりにはいったと見えて水門の巣の出はいりとか電線の上の姿しか見ていない私達にとって、泥田におりるコシアカツバメは上から見られ、新鮮な感じでした。勿論恩智川の水面近くを飛んでいるのは上から見られるが、私達には動きの早い飛びにはついて行けない。