コガモ






2006年03月05日

 NO67

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 


 こ・がも〔小鴨〕カモの一種。小形で、雄は頭が栗色、眼から上頭に至る白い縁のついた緑色帯がある。雌は暗褐色。日本各地の水辺に見られ、長く日本に留まる。肉は美味。猟鳥。古名、たかべ。




○ 講談社,日本語大辞典

  
  こ・がも〔小鴨〕ガンカモ科の小型のカモ。翼長約18cm(圭一註、全長約♂41cm、♀34cm)おもに冬鳥として瑚沼や池に渡来。北半球全般に分布。日本でも一部が山地の湖や沼で繁殖。

 

圭一、共代の(コガモ) 観察記

 コガモは夏の暑さが終わらない時すでに来ている冬鳥。帰りもゆっくりしている。カモ類の中では小さく一番色んな所に飛来する。でも枚岡地区ではかなりのため池は埋め立てられたり、放置されどうにもならない所が結構ありカモ類がそうは入り込めない。


 
 当地では常時見られるのはやはり池島地区。弥生橋に立つと簡単に見られる。恩智川治水池では遠いが多くいる。恩智川にも10羽以上採餌風景を見ることが出来るが、泥状の上ごみがたくさんあり、写真としては魅力に欠けるが、目視距離でゆっくり観察出来る。


 長い滞在中ゆっくり見られるので、細かい観察をしないことが多いが、よく見ると♂♀とも大変美しい。数が少なければ追っかけされてもおかしくない小さなカモである。

 写真は平城京跡のものが主になっています。