キレンジャク



2006年04月05日


2006年03月15日







枚岡公園 双子塚A







圭一、共代の(キレンジャク) 観察記

 2006年3月5日、キレンジャクを見たのはこの日だけでした。最初は高い方にある木にからんだつる状の実に出たり入ったりしていたが、次第に低い木(ナナミノキ?)に移った。しかしこの木はハイキング道のそばにある日曜日のこの日多くのハイカーが前を通った。通るたびにレンジャクは下の方に移動してかくれた。しばらくするとナナミの木とかコナラの木に姿を見せて、時間が経つにしたがい少しずつよい所に出てくれるようになった。




 先日(3月4日)Nさんが羽根休めでかたまっていた時、数えたら25羽だったようである。この時遠かったので、ヒレンジャクかキレンジャクかわからなかったそうですが、本日近くに来てくれた中にキレンジャクが混じっていて確認できた。私はキレンジャク2004年に続いて2回目だが、Nさんと共代は初観察であった。午後3時頃目視でも尾先に黄か赤がわかるほど近くに来てくれた。しかも少し上から写す角度で順光、枝のよりよい所にとまってゆっくりしてくれた。3人とも夢中でシャッターを切った。Nさんをして、これ以上のものはとれないという素晴らしい時間でした。




 その後、双子塚では3月中旬になっても観察されており100羽以上の日もあったようですが、キレンジャクは観察されていない。ほんの数羽だったようである。







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枚岡公園 双子塚@



2006年3月5日
2004年2月18日



2006年03月15日

 NO70

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 

 き・れんじゃく〔黄連雀〕スズメ目レンジャク科の鳥。頭上に長い羽冠があり、羽毛は美麗で、背面は葡萄褐色、尾端は黄色。シベリアで繁殖し、寒くなるころ日本に来る。<季・冬>



○ 講談社,日本語大辞典
 

 き・れんじゃく〔黄連雀〕レンジャク科の鳥。全長20cm。頭上に羽冠がある。体色は赤みがかった灰褐色で、尾の先が黄色。北半球の寒帯地方で繁殖し、冬は温帯地方へ渡る。日本では冬鳥で、本州中部・東北地方に多い。




圭一、共代の(キレンジャク) 観察記

キレンジャク初見は2004年2月18日。ぼくらの広場近くにある森のレストハウスに向かった。レストハウス手前のつつじの刈込みの近くで騒がしい声がした。見るとレンジャクの群れ、よく観察するとヒレンジャクの他にキレンジャクもいた。私にとってキレンジャクははじめての観察。この道はハイカーがよく通る道にもかかわらず逃げようとはしなかった。合計13羽。餌をとりに行く時はキとヒが別々に行動し、羽休めの時は13羽が遠くの1本の木にとまり長く動かなかった。 8羽と5羽だったがどちらがキかヒか十分確認出来なかったがキの方が多かったように思う。



 それから2年経過した2006年3月4日、Nさんより午後3時半頃レンジャクが来ているよと、電話いただいた。2人はすぐ出かけたが到着寸前に上空を猛禽(不明)が通過したので悪い予感がした。予感があたって、今飛び立ったよ、とのことでした。


 3月5日まだいるかもしれないと先日の場所に10時頃到着。声がなかったので少し上の双子塚まで行った。ここはコサメビタキが子育てをした所である。そこにあるベンチに座り休息しているとツグミが赤い実の木から別の赤い実の木を往復していた。その内に実の隣のコナラの木(葉がない)にとまったツグミより少し小さめの鳥を見るとレンジャクであった。すぐNさんに電話した。3人一緒に午後3時までレンジャク観察ということになった。ヒレンジャクが多かったがキレンジャクも混じっていた。

 


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