キジ


2010年07月20日

平群ですが‥‥






 NO106

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 

 きじ〔雉・雉子〕キジ目キジ科の鳥。雄は顔が裸出し赤色。頸・胸・下面全体は暗緑色。背面の色彩甚だ複雑美麗。脚に距(けづめ)を有し、尾は長く多数の黒帯がある。雌は淡褐色で、黒斑があり、 尾は短い。低木林や草原にすむ。日本特産。1947年に国鳥に指定。今日では、大陸産で白い首輪のものと同種に扱う。古称きぎす・きぎし。また広くはキジ科の鳥のうち、雌雄異色で尾の長い大形のものをいう。アジアにのみ産し、約50種。なお、キジ目には、キジ科(ウズラ、シャコ、ヤマウズラ)ライチョウ科・シチメンチョウ科・ホロホロチョウ科・ツカツグリ科などがあり、地上性の雑食性鳥類。<季・春>






○ 講談社,日本語大辞典
 
 きじ〔雉・雉子〕キジ科の鳥。日本の国鳥。翼長20cm内外。(圭一註・全長♂約80cm、♀約60cm)雄は濃緑色を基調にして美しく、目の周囲は裸出して赤い。雌は全体に黄褐色で地味。草原や疎林に、繁殖期以外は単独で生息。警戒心が強い。狩猟鳥。本州以南に分布。






圭一、共代の(キジ) 観察記

 生駒西麓の枚岡地区では近時なかなか見ることが出来ない。イノブタ(イノシシになっている)が増えて地上にすむキジには非常にきびしい環境になっている。繁殖条件は悪くなっている。でも最近、枚岡公園事務所前の広場で雌を写しておられる方がいる。少数ですが確実にいるようです。

 



 キジ♂は全長約80cm、尾が長く美しい。♀は地味で尾が短いといわれているが、それでも全長約60cmあるそうです。Tさんにキジをはっきり写したことがないと話したら、連れて行ってやると云ってくれた。5月1日出かけた。八尾より水呑園地をぬけると平群にはいる。平群は小菊の里として売り出し中である。その菊畑を中心にぐるぐるまわった。なかなかよい場面に出会わなかった。だが広い車道脇の畑に♂がかがんでいたのを見る。ゆっくり餌を食べていた。途中何台か車が通ったが、意に解さないという状態でマイペースで行動していた。本当に近くで堪能するまで写すことが出来た。一日を通じて5度くらい姿見ることが出来た。翌5月2日も同じようなコースをまわり、前日ほどではなかったがそれなりに写せた。なお今回♀はみなかったのでが、少し以前平群で写したものをのせました。





 5月3日も出かけ、1日2日以上に観察できたが、これは別冊の方にのせます。