ケ リ


2017年09月20日


丹波で‥‥









圭一、共代の(ケリ)観察記

 ミソサザイは全長約10,5cmの小鳥中の小鳥です。繁殖期はよく目立つ大きい声で鳴きます。私達はその鳴き声にほれてすっかり好きになってしまいました。






 2011年4月15日Tさんの掲示板見てから2日目の休耕田を訪れた。たぶん駄目と思っていたが、ヒナ3羽が元気に動いていた。比較的近く写せたが、ヒナは本当に小さかった。翌月5月22日と24日には藤棚近くでヒナ3羽と2羽見る。懸命に生きようとするヒナは胸打つものがある。親2羽のヒナを守る姿が鬼気せまるものがある。近くを通っただけでケタタマシイ声で鳴く。カラスも逃げるくらいだ。






 ケリの親は危険からヒナを守る力はものすごいものがあるが、自然の力には打つ手がないようだ。生まれて間もないヒナは大雨で水田に水量が多くなると、親もどうしょうもなく見ているだけである。水につかったままでは体温が下がり生きていくことは出来ない。今回のヒナたちは幸いなことに元気で大きくなった。