ケリ観察は5月6月に集中する。ケリの子育ての時期にあたりカン高い警戒音で所在がすぐわかり、近くでヒナ又は幼鳥がいることが多く親達も近くでゆっくり見ることが出来るからである。普段は一定以上近づくとすぐ飛び立たれてしまう。
ケリは卵を1回に4個産むことが多いようだが、8月にはいって親子ずれを見ても幼鳥はほとんど1羽である。それでも関西地区ではケリの観察は簡単に出来るが、全国的に見ると少ない野鳥のようである。