カヤクグリ


2016年03月10日


管理道で







圭一、 共代の(カヤクグリ) 観察記

 カヤクグリ(茅潜)カヤをくぐると書くという。名の通り繁殖期には高山の低木に囲まれた所で子供達を育てる。巣らしきものは見られなかった。巣から出た後だったのだろう。うずくまるようにヒナ達(確か3羽)がいてとても寒かった日であった。寒さにはとても強いようであった。





 親(多分♂)はヒバリのように高く鳴きながら飛ぶのを見られた。鈴をころがすように鳴きながら、ヒバリのように一定の所で長く鳴き、よく目立つ岩(石)の上などおりて姿を見せてくれる。高山のヒバリといった感じがした。





 2009年頃までは毎年のように見られた箕面のビジターセンター近くでは3ヵ所で見られた時もあった。番いの場合が多かった。でも最近はお目にかかっていない。和泉葛城山ではオオマシコ、ハギマシコなどを見ている時についでのように植込みなどから出て来たのを少し写したこともあった。





 2016年になって久しぶりにゆっくり見られる機会があった。府民の森灯篭の入口より20分くらいの所でゆっくり見られる機会があった。但し1羽で♂♀同色ということなのでどちらかはわからない。番いではないので鳴くこともない。冬鳥で餌がめっぽう多いので、おどかさないかぎりゆっくり見られる事が多い。





 2016年の今回は3度見る機会があったが3度目の1月28日に多く写すことが出来た。全長は約14cm」でスズメより少し小さい。






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