カワセミ


2010年02月20日


枚岡神社と五条町に♀が






圭一、共代の(カワセミ) 観察記

 カワセミの名前は漢字で書くと翡翠と書くそうです。何とも優雅なお名前です。全長約17cmで少し大きいような感じだが、嘴が長いのでそれを引くとほんの小鳥です。私は五条町に住んでいて、おとなりが出雲井町の枚岡神社ですが、実はこの2地区にカワセミが飛来しそうな池、川はない。なぜ飛来してくれたのか半ばミステリーである。

 2010年1月6日自宅のあるマンションから歩いて10分ほどの客坊まで歩いた。5分もかからない所に五条古墳があり、その前にゴミ捨て場のようなどぶ池があった。歩く度にどうにかならないかと思っていた。近くでサクラなどの植樹のため少しだけ整備された。ついでのような感じでドブ池を少しだけきれいにしてくれた。まだ少しゴミが残っているが、細い道の池側に木の柵も出来て、歩いていて気持ちがよくなった。Nさんがここにカワセミが来たといって写したものをメールで送ってくれた。1月6日は客坊への往きに木柵の上でカワセミを見たが飛ばしてしまった。小1時間を経て帰る時、カワセミが木柵の上にいた。今度は逃がさないように少し遠くから証拠写真をGET出来た。♀であった。我がカワセミが来ないような街で写せたことは感激であった。



 奇跡的なことは二度あった。枚岡神社には池らしい池はない。カワセミが来るような川もない。2010年1月14日共代が摂社若宮社のとなりのほんの小さな池(というより小さな水たまり)の近くにトラツグミが来ることが多いので見ていると、スーとカワセミが飛んできたそうです。ここは巽参道といって参拝者がよく通る所で、ジャリ道なのでかなりの音がする。参拝者の間をぬって来たようです。それもかなりゆっくりしてくれたようで、かなり写すことが出来た。暗い所なのでペケも多かったがそれでもかなり近い所でうれしい姿を残せた。こんなところに魚なんかと思ってみると金魚が7匹いた。個体はやはり♀で五条古墳前のものと同じと思われます。



 勿論神社へは一度しか確認できていませんが、本殿前の池で見たという人もいるが、この池は大きなコイしかいないように思いますが小魚とか小昆虫がいるのかもしれない。

 カワセミは近年増加しているとの証明みたいなものである。ともあれ我々のご近所で見られるということは楽しいことである。もっともこれ以後見られていないので今後は何ともいえませんが。