カルガモ


2011年06月20日


お母さんと11羽のこどもたち








圭一、共代の(カルガモ) 観察記

 カルガモ(軽鴨)は全長約60cmの大形のカモで、枚岡では数少ない一年中いてくれる水鳥です。カルガモは通年で見られるカモというだけでなく、数がやたらと多く、普段は人々に興味を持って見られる鳥ではない。でも一時期だけ人々に熱い目線で見られる時がある。それが枚岡では5月下旬から6月にかけての今である。





 2011年6月10日午後ハヤブサのポイントに行った。TOTOさんが来られていた。あいにく曇り空であったが、鉄塔に若鳥3羽が同時にとまってくれた。でも直後に雨が降って来て池島へ移動することにした。その時正に上流よりカルガモがヒナを引きつれて下って来た。その姿は間に会わなかったが、福栄橋の所でいったんとまってくれたので、写すことが出来た。





 カルガモは親と11羽のヒナ達であった。カルガモは多産であるが被害を蒙り雛が少なくなることも多いカモである。今回11羽の雛は母親にけんめいについていく姿はとても感動的であった。福栄橋の前後に恩智川の支流がある。最初は山の方にまっすぐのびている方に移動をはじめたが、途中で引きかえして来た。もう一方は斜めに流れているが入口の所が少し堰堤になっていて、どうするかなと見ていると、横の石が積まれている所より上がりはじめた。親が何度かすべったように危険がいっぱいで案の定2羽が石のすき間に落ちた。群れは2羽にかまわず先に行ってしまった。2羽は石のすき間からは脱出出来たもののどうしてよいかわからずウロウロしていた。しばらく待っていたが、親は帰って来なかった。





  翌日も見に行ったが出会えなかった。翌々日は大雨が降って心配だったがその後は行っていない。