カイツブリ


2011年09月10日


トンボくわえたヒナ 








圭一、共代の(カイツブリ) 観察記

 カイツブリは全長約26cmでカンムリカイツブリの約半分の大きさである。今回は琵琶湖と奈良で同時に観察出来たので大きさのちがいはよくわかった。でも大きさのちがうカイツブリはカンムリカイツブリの近くでゆっくりすることはなかった。
 枚岡でもカイツブリは毎年何組か繁殖していることはわかっている。でも人が近くによりにくいあたりで繁殖し、子育ても池島治水池の中島近くの遠い所でする為なかなか観察する意欲がわかなかった。これはカイツブリにとってよいことかもしれない。でもヒナは2〜3羽しか残らないことが多く結構きびしい環境かもしれない。今回はここでの写真は証拠写真を少しだけ、他は琵琶湖と奈良のものです。 





 最初の近い観察は琵琶湖から余呉川にはいった所でした。狭い川なのでヒナの姿をゆっくり見られた。水鳥のヒナは親と比較してブチャイものが多い。カイツブリも例外ではない。ここのヒナは4羽で若鳥に近くなっていたが、まだ親から小魚をもらっていた。





 もう1ヵ所の奈良もカンムリカイツブリとの共存(勿論カイツブリの方が先と思われる)であるが、ヒナは2羽であった。地元の方にお聞きすると、卵の段階かヒナになったばかりの時かはわからないが、どうも亀が天敵のようである。ここのヒナはトンボを捕獲してたべるのに苦労している時も亀がカイツブリ、ヒナを追いかけ足をくわえようとしていた。ここの亀は泳ぐのが非常に早く、ノロ亀という言葉はあてはまらない。





 今回池島は5月25日、琵琶湖は7月26日、奈良は8月7日のものをのせました。