ジョウビタキ


枚岡梅林


2010年04月05日








圭一、共代の (ジョウビタキ) 観察記

 ジョウビタキ(常ビタキ)は全長約15cmの小鳥です。名は体をあらわすというが、ジョウビタキ常に見られる冬鳥です。比較的早く飛来する。ルリビタキは♂は♂、♀は♀で小団体で来ているようですが、ジョウビタキは家族で来ているように思います。ルリビタキ、ジョウビタキで共通しているのは到着した時は一緒ですが、冬鳥などでよく見られるように、その日の内にバラけておのおのがテリトリーを持つことになる。小群の中で一番力があるものが、おり立った近くでテリトリーを持つようだ。 






 冬鳥はほとんどが地鳴きであるが、ジョウビタキはヒッヒカッカとかわいた声を出す。ルリビタキはこもった声で鳴く。よく似ているようであるがはっきり区別出来る。今期に限っていえばジョウビタキよりルリビタキの方が多いようだ。いつもだと年をこえるとジョウビタキは無茶苦茶人なつっこくなるのだが、2010年今年にかぎっていえば愛想が悪い個体が多い。それでもジョウビタキの人気は高くない。過去にいやという程写しているせいかもしれない。







 2010年の枚岡梅林にジョウビタキは3羽がテリトリーにしている。♂1羽はマンションとマンション出てすぐのあたりでよく見かける。同じような所で♀1羽もいてて、♂はこの♀にすぐ追われてしまう。この♀はまことに愛想悪く写真をとらせてくれない。もう1羽の♀は梅林下の遊戯具のあたりから上の石碑あたりに出るが、これはまことに愛想よくポーズをしてくれる例年のジョウビタキと同じである。他に公園とか周辺の住宅地で見かけることがあるが例年とはかなり様子がちがっている。