ホウロクシギ


2010年10月25日


池島治水緑地、恩智川






NO108

○ 講談社,日本語大辞典  (岩波書店、広辞苑、第四版にはなし)

 ほうろく・しぎ〔焙烙?〕嘴(くちばし)が非常に長いうえ下方に湾曲する大形のシギ科の鳥。翼長約30cm(圭一・註全長は約53cmから66cm)背面は黒褐色、腹面は淡黄色。シベリヤ東部で繁殖し、冬は南方に渡るが、その途中、日本各地の海岸に春秋二回旅鳥として立ち寄る。





圭一、共代の(ホウロクシギ) 観察記

 2010年9月10日池島訪問。弥生橋近くまで来ると何か動くものがあった。チョウゲンボウであった。橋横の所にとまり、ゆっくりしていた。その時知りあいの御婦人の方が来られた。少し一緒にとっていると、弥生橋こえた所の付近にチュウシャクシギ(あとでホウロクシギの若鳥とわかる)が来ているとのことで私(圭一)はすぐそちらの方に移動。コスモス畑に目的のかなり大きいシギがいた。



 すでに顔見知りの方がお2人がいました。おひとりは移動されたとのことでした。どうもその方が見つけられたようで十二分に写されたので行かれたようでした。お2人NさんKさんに聞くと、とても人馴れしていて逃げないと聞かされました。まさに逃げません。個体が50cm、以上あると思われ、余りに近すぎると写真にならない。当初大きさからいってチュウシャクシギ(全長42cm)としていたがくわしい方からすぐ訂正がはいり、ホウロクシギ若(成鳥は全長約65cm若はひとまわり小さい約55cm)とわかりました。





 池島緑地にはバッタなどの昆虫が豊富で、餌に不自由しないだけでなく、独占状態なので長期滞在するような予感がしたが、まさか9月いっぱいいるとは予測出来なかった。草の中だけではつまらないので接近しておいだすと恩智川に行くということで13日出かけると、その通りになった。少し気の毒でしたが川の中の姿写せました。




 ともあれ、当地では珍鳥なのでで大さわぎでした。2009年10月25日三重の方ではじめて写した。ホウロクシギ成鳥、ダイシャクシギ、オオソリハシシギ、ユリカモメ、カワウが一緒にいるものを少し入れます。