ホオアカ


2010年03月10日


池島にて






 NO103

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 

 ほお・あか〔頬赤〕スズメ目ホオジロ科の鳥。目の下があざやかな栗色だからいう。小形で、本州では山地の草原で繁殖し冬は暖地に漂行。<季・夏>





○ 講談社,日本語大辞典

 ほお・あか〔頬赤〕ホオジロに似るが、耳・羽が栗色のホオジロ科の鳥。翼長さ約7.5cm(全長約16cm)さえずりは美声だが単調。日本全土に分布。冬は暖地に移動。





圭一、共代の(ホオアカ) 観察記

 ホオアカ(頬赤)は全長約16cm(スズメより少し大きい)の小鳥である。ホオアカは本州中部以北では夏鳥として繁殖している。北海道などでは比較的簡単に観察出来るようで、珍しくはないようである。

 近畿地方では数少ない冬鳥である。毎年のように来ている曽爾高原では景色よく写せるということで人気がある。そこでも飛来数は多くないそうです。昨年の冬、淀川河川敷の三島江でチラリと見ることが出来たが、遠い遠い所で確認の写真にもならなかった。
  



 我々には縁遠い小鳥と思っていたら、Tさんの掲示板にホオアカが出ていた。さっそく電話して場所を教えていただいた。場所を池島としているが、本当はいてる所は八尾市になる。池島探鳥地区にはいっているので池島としました。

 2010年2月27日出かける。ケリの調査で来た所であった。9時頃到着、しばらくするとT さんも見えた。ホオアカがいる所は休耕田ではなく休耕畑であった。カシラダカもいてベニマシコの好きそうな餌が多くある。




 Tさんが到着したらすぐホオアカが出た。我々ははじめてと同然なので少し被っていてもかまわずシャッターを切った。出現したホオアカ2羽はしばらく畑跡をあっちへ、こっちへを餌をたべるため移動してくれたが、何かに驚いて飛び去ると戻って来なかった。少しだけ消化不良状態で昼食に帰った。

 3月1日に再訪。この日もTさんと一緒。この日は実によく出てくれた。今回は2月27日の分と3月1日の一部をのせた。1日の主なものは別冊として出すことにします。