ヒクイナ


2017年09月05日


平城京跡 








圭一、共代の(ヒクイナ) 観察記

 ヒクイナは全長約23cmの小型とはいえないが、余り大きくない水鳥です。水鳥といっても水を好まないかわった鳥です。私達にとって原点となる親しみのある鳥の一つで、池島の緑地周辺で毎年のように見られています。






 池島では上から見ることが多く、極めて変な姿勢で写していた。とてもしんどかったことが記憶にあります。近頃は池島へ行く事が少なくなり、ヒクイナにもお目にかかっていません。






 よい所でお目にかかれたのは、清さん、谷野さんなどのおかげでした。遺跡発掘現場」から近い所の田でした。ヒナが出ているとのことで出かけ結構長い観察でした。観察場所なども設定していただいた。ヒナは2羽でした。親と異なり真黒でした。私たちにとって正に(衝撃)でした。






 ヒクイナ親子は田より、となりのグラウンドの方に移ろうとしても、車などが走る我々の前を横切らなくてはならないので、何日も渡れませんでした。したがって我々は長く見ることが出来ました。其の後もこういう経験は出来ていません。でも親子は何度か見ることが出来ました。






 今回のヒクイナは平城宮跡の葦の枯れた所で見られた。1月22日から2月25日までに5回の観察で、勿論親のみで♂♀はわかりません。成鳥だけですが、楽しい姿を見ることが出来ました。