ハシブトガラス





2006年01月05日


 NO62

○ 岩波書店、広辞苑、第四版 


 はしぶと・がらす〔嘴太鴉〕カラスの一種。嘴(くちばし)が太い。全身黒色で光沢がある。雑食性。ハシボソガラスと同じく人家付近にすみ、数は極めて多い。東アジア産。ヤマガラス。




○ 講談社,日本語大辞典

 はしぶと・がらす〔嘴太鴉〕嘴が太いカラス科の鳥。全長約57cm。全身黒色。雑食性。ハシボソガラスとともに日本全土で普通に見られる留鳥だが、ハシボソガラスよりも都会的環境への対応が強い。

 


圭一、共代の(ハシブトガラス) 観察記

 カラスは嫌われNO1である。その中でもハシブトガラスは最たるものである。声もよくない。集団でワシタカ類で単独行動するものを襲う。それも希少種などをひつこいくらい追う。枚岡でアカゲラ、アオゲラの姿を見ることが非常に少なくなったのもカラスが大きな原因であると思われる。アカゲラ、アオゲラをひつこく追っている姿は何度も確認している。 ワシタカ類ではオオタカが格好の標的になっているようである。甲山森林公園では犠牲になったようだし、名張の友人MUさんも追われているのを確認している。



 カラス性悪説が決定的のように見受けるが、決定ではない。過疎地域などでは適正数が自然界と共存しているようである。つまり人間の不注意が原因の大きな部分を占めている。  写真を見ていただいてわかるように、カラスの羽はつややかである。カラス仲間共通の時として白目になった時は不気味であるが、黒い目に戻ると意外とかわいい。通常の繁殖した場合、自然界の中の野鳥は共通の素晴らしいものがある。