ハクセキレイ


2009年08月05日


福万寺町で中途半端なアルビノ







圭一、共代の(ハクセキレイ) 観察記

 ハクセキレイ(白鶺鴒)は全長約21cmの鳥である。少し古い野鳥の本ではハクセキレイは冬鳥で少数が留鳥として残るとある。現在でもハクセキレイは冬鳥なのだろうか。確かに真夏には少ないように思うが、ほとんどが留鳥として一年中いるように思う。今回写真でも1月より12月までまんべんなくあります。鳴き声はセグロセキレイとちがってチュインチュインと高い声で鳴く。セグロセキレイは少しにごった声で鳴きます。






  6月にはいるとあちこちで色のうすい幼鳥と思われる若鳥達が見られるようになる。6月25日池島でカワセミを観察していると、タマシギですっかり有名になった北山本小学校近くでハクセキレイの白化個体(アルビノ)がいるよと教えてくれた。すぐ行くとKさんがいた。やはり例の休耕田でトラクターがはいっていた。土をひっくりかえしたあとに多くの昆虫が出てくるようでハクセキレイが1羽がさかんに採餌していた。アルビノのハクセキレイがすぐ来るよ、といってくれた。間もなく飛来。耕運機のおかげでだんだん近くに来てくれた。黒い部分がかなり残っている中途半端なアルビノ状態のハクセキレイだがもう1羽のハクセキレイと比較すると白さがかなりあざやかだった。

 




 白化個体(アルビノ状態)のハクセキレイは7月9日にも見られた。餌が豊富なのでしばらく滞在するように思えた。