エゾビタキ


2019年01月10日


生駒中腹と梅林







圭一、共代の(エゾビタキ)観察記

 エゾビタキ(蝦夷鶲)全長約14.5cmで他のサメビタキ(約13.5cm)コサメビタキ(約13cm)より少し大きい。一見同じようであるが、大きく異なる所がある。エゾビタキ、サメビタキは旅鳥であるが、コサメビタキは当地で繁殖することがある。飛来する時もエゾビタキがトップバッターでいなくなるのも早い。採餌する時もクマノミズキのてつぺんで食べる所を見ることがあるが、他の二種は少し違うように思える。





 エゾビタキは少し大きいだけでなく全体にシヤッキとしているが、他の二種少しだけズングリ感がある。サメビタキの胸の模様が似ているようだが、エゾビタキの模様がハッキリしているように思える。動き方の特徴を考えても見まちがえることは少ない。もっともサメビタキがウロウロする頃エゾビタキがいなくなることが多い。





 観察される方によってがサメビタキとコサメビタキ区別出来にくく別種ではないといわれる方もいるが、エゾビタキは大きさもちがい別種であることを訴えているように思える。





 姿はスマートであるが、人気はコサメビタキが上であることが多い。サメビタキは区別がはっきりしないので、一歩ゆずっていると思っている。でもサメビタキ胸の模様がはっきりしている時はうれしくなるのは事実である。





 2018年エゾビタキは9月25日初見、9月28日にアジサイ園と10月6日の梅林でかなりゆっくり見られた。梅林に梅の木がなくても見られたのは幸運であった。