エゾビタキ


2010年11月30日


梅林のエゾビタキ









圭一、共代の(エゾビタキ)観察記

 昨年まではぬかた園地におきていた事が少しミニチュア版となったが、梅林で見られた。2006年以来のことである。2006年とちがうのはツツドリがはいらなかったことである。そのせいかどうか、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキも熱心におっかけをした。その中でエゾビタキを今回ほど写したのははじめてである。






 エゾビタキは全長約14.5cmでサメビタキ、コサメビタキより少しだけ大きい。胸の模様で本来なら簡単に見分けがつくはずだが、今回の梅林でははっきりしないものが多かった。顔の部分だけ見るとサメビタキ、コサメビタキなのに胸の模様がはっきりしているのである。どうも幼鳥若鳥はサメビタキ、コサメビタキも胸の模様及び背羽がエゾビタキと思えるようなものがある。こまかく見てもわからない。嘴の下のオレンジ部分はエゾビタキはほとんどない、サメビタキはすこしだけ、コサメビタキは大きいとあるが、当てはまらないものがある。






 今期初観察は9月18日ぬかた園地。その後舞台は梅林に移り、10月26日頃まで楽しめた。入れ替えのようにメボソムシクイが出て来た。メボソムシクイはそれまで地鳴きばかりで姿が見えにくかったのがいっきに近くで見られるようになった。