エリマキシギ


2009年10月10日

池島に初飛来?







 NO100

○ 岩波書店、広辞苑、第四版には記載なし 






○ 講談社,日本語大辞典

 えりまき・しぎ〔襟巻鷸〕繁殖期の雄に襟巻き状の羽飾りを生じるシギ科の鳥。翼長18cm。(圭一註、全長♂約28cm、♀約22cmで個体差がかなりあるようです)背面は黒褐色、腹面は白。ユーラシアの極地近くで繁殖し、ヨーロッパ南部・アフリカ・東南アジアなどで越冬。日本では迷鳥。

 
 



圭一、共代の(エリマキシギ) 観察記

 私達は水鳥は苦手にしている。でも最近はSさんにシギ、チドリ観察に連れて行っていただき勉強中である。その矢先2009年9月13日Tさんの掲示板にエリマキシギの飛来を伝えていた。翌日9時頃Tさんに電話すると、いてるけど来なくていいよとの返事。こういう時はとても良い所に居るという証拠である。タマシギの所だと教えてくれた。すぐ出かけた。20分くらいで到着Tさんがいた。坐って静かにしていると、どんどん近寄ってくれるとのこと。しばらくすると本当にこちらに向って来た。おしまいはカメラに納まらない程近くに来てくれた。坐りながらエリマキシギ、タマシギ♂+4羽のヒナ、タシギ1羽を写すことが出来た。昼には帰らなければならなかったのでそれまでシャッターチャンスを多くいただいた。エリマキシギとタシギの2ショットも写せてTさんに感謝。




 我々が訪問して、しばらくしてエリマキシギは不在となった。少し前から来ていたようで10日間くらい楽しませてくれたようである。♂♀のちがいは繁殖期にははっきりしているようだが、この時期に来る(迷鳥として)個体は若鳥が多いようで、今回のエリマキシギもどうも若いようです。1羽なので大きさ嘴の比較も出来ないので♂♀は不明である。はじめて見るということはとても幸せなことである。