エナガ


2015年08月20日








圭一、共代の (エナガ) 観察記

 エナガ(柄長)は全長約13.5cmの小鳥です。柄(尾)の部分を除くと一体何センチなのだろうか。繁殖は早く3月にはじまり4月にはほぼ終っている。敵が多くなすすべがないことが一つの原因ではなかろうか。犠牲になるときは巣の全てをやられる事が多く親子共全滅の時もある。でも翌年は目立ちにくい所に移転してたくましく生きて行っている。






 エナガの特徴は巣立ちの時にある。巣立ちの日にはヒナは一定の場所に並ぶことである。一列に並ぶこともあるが、同じ方向にはなかなか並んでくれない。頭と尾が逆になっていることが多く少しだけがっかりする。でも巣に近い所の小枝に並ぶと一時間以上いてくれることが多い。






 巣はきれいで芸術的に思えるくらいである。でも小さいのでエナガの尾はまがってしまっている。親の苦労がしのばれる。今回はお城で子供をかえしていて大勢の人達が見学したようです。2015年4月23日共代は見ることが出来た。勿論むつかしい角度だったので苦労したようだ。でも見られただけでもよかったと思っている。