バ ン


2009年08月15日


池島治水池など








圭一、共代の(バン) 観察記

  バン〔鷭〕は全長約32cmの水鳥である。水鳥が生息できる場所が限られている枚岡ではカルガモに並ぶくらいおなじみの留鳥である。あちこちで当たり前のように繁殖していると思われるが、巣立ち間もないヒナを見る機会は多くない。





 今回は巣立ちして間もないものから成長まで見られたので少し紹介したいと思います。@巣立ちしてそう時間がたっていないヒナは嘴は先端は少し黄色味と成鳥とちがう赤味もある。目の近くは黒く前頭部ははげたような状態になっており、ヒナとしてはあまりかわいくない。A次の段階は嘴の先、他の部分とも色が薄い。今回近くで観察出来た分です。B嘴の黄色味が少ないものの出て来て、他は鉛色になっている。C嘴の先が」黄色味が出てその他は黒っぽくなっている。D成鳥への最終段階と思われる先が黄色味が強くなり赤の部分も赤味がはっきり出て来ている。

 




 バン成鳥は水に浮かんでいる時は変化が少ないが、地上の時の動きはとても活発である。危険が多いのでそうなるのであろう。花の所などに行くとバンが大変鮮やかな鳥であることに気がついた。