アオバト


2010年02月20日


枚岡神社・初♀がゆっくり滞在








圭一、共代の(アオバト)観察記

 アオバト(緑鳩)は全長約33cmで普通ハトとして親しまれているドバトとほぼ同じくらいの大きさのようである。生駒西麓にはほんの少数いることはわかっているが、お目にかかるのは1年に1回あるかないかというところです。したがって見に行く為には京都御苑などに出かけるのが二人のとって普通となっている。時期が来れば毎年ほぼ確実に見られるのは京都御苑で空振りが少ない。






 梅林より枚岡神社にはいる時は巽橋をわたる。わたった所に末社天神地祗社がある。この近辺には何本かのムクノキがある。例年だとムクの実は年末か新年にはいるくらいの所でまずなくなってしまう。ムクの実は鳥達にとって大好物であるからである。2010年はどういうわけかムクの実が多く残った。これにヒヨドリなどと共にイカル、シメ、シロハラ、ツグミなどがやって来た。我々はシメ、イカルを写すために巡回路にはいっていた。






 2010年1月22日、Nさんがアオバトいるよと声をかけてくれた。水場に来る鳥達、ソウシチョウなどを写していた人達も集まって来た。みんなは末社の石段をあがって写しはじめた。私は下から写した。ムクノキは葉がなくなって実だけになっているが、小枝がはっていてなかなかよいシーンはとれなかった。空も少しくもっていてよい条件ではなかったが、とにかく枚岡神社への飛来は私達が知るかぎりはじめての経験である。♀1羽はムクの実をたべまくりで本当にゆっくりしてくれた。写しまくった。本日だけだという気持ちが強かった。これがなんと2月にはいっても滞在してくれた。