アカハラ


2011年02月20日


神社、梅林のアカハラ

全て11月の観察








圭一、共代の(アカハラ)観察記

 ここ数年枚岡でのアカハラは冬鳥に近かった。しかし今期のアカハラは完全な通過鳥で、滞在は11月8日から11月28日の約1ヵ月弱であった。11月28日を境にプッツリと姿を見なくなった。





 アカハラ(赤腹)は全長約24cmの標準的な大きさのツグミ科の鳥である。当地(枚岡)では比較的少ない鳥なのに人気はもう一つである。マミチャジナイは通過する時にはアカハラより多いという人が多い。但し、通過のスピードが早いようで当地などでは観察出来る期間は少ないように思う。眉に特徴がありアカハラより興味を持つ人が少し多いのではないだろうか。





 今期枚岡でアカハラは枚岡神社、梅林での観察がほぼ100%である。アカハラは11月8日初観察で11月28日でいったん終了している。最初は神社の若宮社、天神地祗社あたりの高い木の実にやって来た。実をたべては近くの土管よりポタポタ落ちている水のみにおりて来た。10日、12日のものはこの時のものであるが、暗くてほとんど駄目で、ほんの少しだけ残ったものです。この時落ちている水を求めて来たアカハラは多い時は一度に5羽くらい見た。おそらく全体では10羽以上いてたように思った。





 高い木の実は数日(他の鳥達も来た)でほとんどなくなった。11月14日にはクスノキの実を食べに来た。これからしばらく同じ木に数羽のアカハラがやって来た。ツグミと交互のように出て来てくれた。11月28日にはほとんど食べつくしていなくなった。11月16日がピークで多くを写せた。クスノキのところでほぼ動かないで待って写したので多く残った。