ヤマセミ


公園横の川に





































































































































































































 岩波書店 広辞苑 第四版

 やま・せみ〔山翡翠・山魚狗〕カワセミの一種。大型で、背面全体に黒と白の鹿子斑(かのこまだら)があり、頭の冠毛が顕著。わが国から東南アジアにかけて分布し、主に山間の渓流付近にすむ。カノコショウビン。

 講談社 日本語大辞典

 やま・せみ〔山翡翠・山魚狗〕カワセミ科の鳥。日本産カワセミの最大種で全長約40cm。(圭一註約38cmとしている所が多い。どちらにしても大きい)腹面は白いが、その他は白黒斑(はん)をなす。頭上に冠羽がある。日本全土の山間渓流付近に一年中すみ、川魚を捕食。カノコシュウビン。

 ヤマセミはまかりまちがっても枚岡にはいない。したがって別冊にするしかない。ヤマセミが渓流にのみいるとは限らない。近畿地区では天ヶ瀬など私達が知るかぎりダムの近くでいることが多い。今回も室生ダムに関係したところで見られるということでした。ダム近くの公園の駐車場の一角がよいとIさんに教えていただいて、Tさんと3人で出かけた。

 ヤマセミが比較的よく見られるのは6月下旬から7月のはじめがよいといわれていた。今回これは見事にはずれた。6月9日は少し早いと思われたが、実によく出てくれた。この日は気がつかなかったが、狩りが下手な個体はヒナだったのだろうか。6月9日はいかにも早く思われたが、狩りが下手なおかげで、枝の上のヤマセミが何度もゆっくり見られた。

 2回目は6月30日。ヒナは3羽。かなり育っていてよく飛び親達は後を追いかけながら時折餌を与えていた。駐車場端から端まで何度も往復した。とても楽しい1日でした。3回目は7月9日来たが、すでに遅くチラリと見られただけだった。